女性が浮気をする割合

浮気、と聞くと、ほとんどが男性のケースを想像します。しかし、実際は男性だけの話ではありません。女性もまた浮気をすることがあるのは、不倫に相手がいるということを考えると、当たり前のことかもしれません。

現在では、女性が浮気をする割合は男性とそれほど大きく変わりません。心理学的に、恋愛というのは「70メートル以内」で起こる、と言われています。また、接触する回数が多ければ多いほど、余程嫌いでない限り、人は相手に好意を持つようになります。

実際に女性の場合は高い割合で、勤務先の上司や得意先の男性などが相手であることが多いようです。キャリアウーマンとして仕事を持っている方、パートで働く方などいろいろありますが、「70メートル以内」に居て、毎日、毎週など定期的に会う機会があり、自分が好意を持つようなタイプの異性がいる確率は、それほど少なくないかもしれません。

また、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルネットワークや出会い系サイトなど、過去の恋愛相手や気になる異性と秘密に繋がるツールが増えていることも、現在では大いに考えられます。インターネットや雑誌など様々な調査で、男女の浮気の割合について調べられています。このような調査は、集計する際の分母が小さいため、結果についてははっきりと断言出来るものではありませんが、ほとんどの結果で男女差が無い、となっています。

中には、女性のほうが結婚後は浮気をする割合が高くなる、という結果の出ている調査もあります。浮気について考えてみると、男性というのは「浮気」という感覚であり、つまり配偶者と別れるつもりで付き合っているわけではないことが多いのですが、女性の場合、いったん配偶者以外の男性と付き合ってしまうと、浮気というよりも「本気」になってのめり込んでしまうことが多く考えられます。

これは、男性は単に女性と関係したいという思いが強いのに対し、女性は、複数の人を好きになるというより、一人を好きになるという傾向があるからでしょう。もちろん、女性の中には男性のように、異性と関係することだけを考えている場合もありますので、様々なケースを考えれば、それだけ男性が様々なタイプの女性に会うことがある、ということになります。

「浮気」というのが全て男性からとは限らないのです。異性からのアプローチがあれば、男性は悪い気持ちはしないものです。その後、関係がどうなるかは男性の考え方次第です。「肉食系女子」などという言葉が作り出されている現在では、不倫を繰り返す男性でなくても、アプローチされてつい関係してしまうことも考えられるでしょう。